ヒマラヤユキノシタ(ベルゲニア)

ユキノシタ科ヒマラヤユキノシタ属。

ヒマラヤ山脈に分布する、毎年花を咲かせる多年草です。きわめて耐寒性が強くて育てやすく、日本でも広く普及しています。地面を横に這うように伸びる太い根茎から、うちわやしゃもじのように見える光沢のある大きな葉を出します。春になると花茎を長く伸ばして、その先に淡いピンクや白の花をまとめて咲かせます。生長は比較的ゆっくりですが、環境が合えばあまり手間もかからず毎年花を楽しませてくれます。丈はあまり高くならず横に広がっていき、常緑なので地面を覆うグランドカバーにも利用されます。

 

先日テレビを見ていたところ、アロマテラピーで認知症が改善されたという研究結果が報告されていました。アロマと認知症の研究を続けられているのは認知症の診断では著名な鳥取大学医学部浦上克哉教授。研究の結果、嗅神経を刺激すれば海馬の機能が回復する事が分かったそうです。嗅神経は再生能が高く、アロマの香りによって1度弱った神経細胞がまた蘇るそうです。浦上教授の開発したアロマオイルは、昼用と夜用の2つ。昼用はローズマリーとレモン、夜用はラベンダーとオレンジ。

ローズマリー&レモンは集中力を高め、記憶力を強化する刺激的な作用があり、ラベンダー&オレンジは、心や身体への鎮静作用があるとのこと。

アロマは認知症の改善だけでなく予防にも良いとのことです。

 

アロマセラピーと言えば、日本ではまだまだリラクゼーションの一つとしての認識しかないと思いますが、フランスでは以前から医療として扱われいています。

アロマテラピーはアロマの香りを使って心身の健康を維持し病気にならないようにするものです。

皆さんも日常生活にもっとアロマを取り入れてみませんか。