アジサイ

アジサイ科アジサイ属。

アジア、北アメリカに約40種類が分布する低木で、日本には約10数種があります。

アジサイの花は両性花と装飾花の2種で構成されています。

両性花は花の本体で、雄しべと雌しべを持ちますが開花してもあまり目立ちませ ん。装飾花は大きな花弁(じつは萼)をもっていますが雄しべや雌しべが退化しており、実を結ぶことはありません。アジサイの花を見て多くの人が「外見上の花」と認識している部分はたいがいが装飾花です。

 

また、アジサイは土の酸度がひとつの要因となって花色が変化し、アルカル性で赤っぽく、酸性で青っぽくなるとされます。 しかし、種によって花色の変化には強弱があり、西洋アジサイよりもガクアジサイの方が土の酸度の影響を良く受けると言われています。日本の土は基本的には酸性なので、ピンクのガクアジサイのピンク色を維持するためには石灰を撒くなどして、土をアルカリ性にしなければならないようです。

 

アジサイの名前は藍色の花が集まるという意味の「あづさあい (集真藍)」が変化したものと言われています。シーボルトはアジサイにハイドランジア・オタクサという学名を付けました。オタクサの名前はシーボルトの愛人「楠本滝~通称、お滝さん」の名前から付けられたといわれます。

 

アジサイの花は雨に映えますね(*^^)v 我が家のあたりは昨日梅雨入りしたようです。

写真のアジサイ、あまり株を大きくしたくなかったので、毎年剪定していたのですが、剪定の時季が少しでも遅れると次の年は花付きが悪くなります。そこで、昨年はわざと、剪定しなかったところ、株は一回り大きくなってしまいましたが、花がとっても良く付きました。

でもこれ以上大きくなっても困るので、今年は剪定しなくちゃ。剪定を一年ごとにすれば、大きさを保ったまま、たくさんの花が楽しめるのかな。