クレマチス モンタナ・エリザベス

キンポウゲ科クレマチス属のつる植物。

以前はクレマチス全体をテッセンと呼ぶことがありましたが、テッセンは正確には中国原産の「Clematis florida sieboldii」のみをさします。最近は全体をさす場合はクレマチスと呼ぶのが一般的です。

クレマチス モンタナはオーストラリア中国西部からヒマラヤ地方にかけての、高山帯に自生している原種とその改良種です。

 

モンタナ・エリザベスは4~5月にかけて、前年枝の充実した節々の腋芽に花径3~5センチの花を2~4輪くらいつけ、株全体が花で覆いつくされます。クレマチスの中でも特に多花性で見ごたえがあります。枝の伸びだし、葉の展開より開花が早いので花が目立ちます。とても甘く良い香りがします。

 

モンタナは前年枝に花を付けるので、冬に枯れたような状態になっても古い枝を取ってはいけないのです。しかしこの株、とても大きくなり、冬の枯れたような状態の見栄えがあまりにも悪かったため、三年前の冬、家族がかなり剪定してしまいました(;O;) それ以前は本当に株を覆い尽くすように百輪以上の花を咲かせていたのですが。

それでも今年はそれなりに咲いてくれました。株自体はまだまだ元気なのできっと来年は以前のようにたくさん咲いてくれるでしょう。

また、この株から取った枝を以前に挿して作った株も大きくなりました。興味のある方は 続きを読む をクリックしてみてください。

 

三年前の夏に挿し木した株がやっと大きくなり、今年初めて花が咲きました。

玄関を覆い尽くすように咲かせたいと思っていますが、いつのことになるのか(;'∀')

でも楽しみです(*^^)v