アジュガ

シソ科キランソウ属の常緑多年草。ヨーロッパ原産。

葉は地面に近い位置で放射状に生えます。葉は紫色がかっており霜が降りる頃、赤紫色に色づきます。

地面を這うように伸びるランナーを出し、その先端に新たな株を作ってどんどん広がっていきます。

主な開花期は4月~5月。真っ直ぐ直立した花茎の周りに青紫色の小花をたくさん咲かせます。

花色は青紫が基本ですが、ピンクや白もあります。葉がピンクと白の斑入りの品種やクリーム色の斑入りの品種、小型の品種などもあります。日陰や湿潤に強いの でシェードガーデンのグラウンドカバーとして広く利用されています。日本に自生するジュウニヒトエやキランソウもアジュガの仲間です。

 

 

ところで、ここ数年、春になると我が家の近くにやってきて美しい声でさえずる鳥がいます。本当に美しい声で、色々な歌い方をします。以前から気になっていて、色々調べてみるのですが、どうにもその正体がわからなかったのです。

昨日、朝日新聞の天声人語を読んで、ピン!ときました。天声人語ではガビチョウという外来種の鳥について書いていました。早速ネットでガビチョウの鳴き声を調べたところ、ピンポン!私が気になっていた鳥の声でした。

ガビチョウは1980年代に中国から輸入され、飼われていたのが逃げて繁殖したらしいということです。ここ数年は急増しているようですが、日本の野鳥ではないし、図鑑にも載っていないようです。どうりでなかなか見つからなかったわけです。「日本の侵略的外来種ワースト100」なんかにも選ばれたりしているようですが、ガビチョウ自身はそんなことは関係ないよ、と言わんばかりに今日も美しい声で歌っています(*_*;