ヒメリュウキンカ

キンポウゲ科キンポウゲ属の多年草。ヨーロッパからシベリアにかけて広く分布している野草です。

夏に地上部がない夏眠性の植物で、秋が深まるころから芽を出し始め、冬の間も少しずつ芽を伸ばして葉を開きます。

葉は暗緑色のハート形、早春になると花茎を伸ばして表面に光沢のある3~4cmの黄色い花を次々と咲かせます。

基本は黄色の一重咲きですが変化が多く、白花、バイカラー、八重咲きなど個体変異も多く、葉の形や斑入りなど葉の模様にも変化があり、多くの品種が生産され流通しています。非常に丈夫な植物です。

日本に自生する山野草のリュウキンカはリュウキンカ属であり属が異なります。

一見よく似た花ですがリュウキンカの花弁に見えるものは実は萼で、花の裏には萼が無いように見えます。ヒメリュウキンカのは花弁であり、その裏には萼があります。

 

写真のヒメリュウキンカは昨年実家から苗をもらってきたものです。丈夫な花だけに、すぐに根付き元気に育っています。二月になれば咲くかしら、と思っていましたが、もう咲きました。暖冬の影響でしょうか。

でもここ数日は寒いですね。暖冬だったことも忘れてしまいそうです。

皆様のお住まいのあたりでは雪はどうでしたか。慣れない積雪には本当に困りますものね。

幸い、我が家のあたりでは雪は降りませんでした(^-^; うちから見える山の上の方は真っ白ですけど。また週末にも雪が降る予報が出ています。どうかお気を付けください。